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SPOT IT (ドブル)〜クラスで使っているボードゲームの紹介〜 その①

Updated: Sep 20, 2023

SPOT IT (ドブル)


ANGEL英会話では、様々なテーマからそのクラスにあった内容を一つを選び、何クラスか続けて体験しながら英語を学んでいます。


例えばKIDSクラスでは、4回続けてボードゲームをやりました。入会したて、ということもあり、とても簡単なゲームから始めました。


日本でも購入できるゲームが多いので、お家でも使えるように、遊び方や英語の取り入れ方などをこのブログで少しづつ紹介していきたいと思います。ご紹介するのは、特別に英語教育のために作られたゲームではなく、英語を楽しく学ぶのに使えそうな普通のボードゲーム、というものが殆どです。遊び方を本来のルールから変えて英語を取り入れやすくする事も多々あります。


今回は、クラスで一番最初に遊んだ私のお気に入り、SPOT IT(日本ではDOBBLE「ドブル」という名前で出回っています)をご紹介しますね!


このゲームは名前の通り、同じものを「SPOT IT=見つける」というシンプルなゲームで、スピードが特に重要で反射神経、観察力、記憶力などが試されます。


どの言語の練習にもなるので、フランス語を教えている友人が授業で使っているのを教えてもらったのがSPOT IT(ドブル)との最初の出会いでした。かれこれ10年前になります!その当時は一つしか種類はありませんでしたが、調べてみると今はとてもたくさんのバージョンが発売されていて、大好きなキャラクター(ドラえもんポケモンなど)や数字や形アルファベットなどのジャンルのものもあるようです。


何通りか遊び方があるのですが、一番基本の遊び方をご紹介します。


  1. プレイヤーそれぞれに一枚づつカードを伏せて配り、真ん中に残りのカードを重ねて上向きに置きます。

  2. 教室では、どのゲームもみんなで "Ready, set, go!"と叫んでから始めますが、その時にみんな自分のカードをめくります。

  3. ここからはスピード勝負。自分のカードと真ん中のカードを見比べて、どちらのカードにもある絵(子供版だと動物)がどれかを探します。絵は1枚に6個あり、それぞれの絵のサイズか違うので思ったよりすぐには見つかりませんが、必ず1つだけ同じものがあります。

  4. 同じ絵を見つけたら、すぐにその絵の名前(動物なら動物の名前)を英語で叫び、真ん中のカードを自分のカードの上に重ねます。名前を言わないとカードは取れません。

  5. こうして早い者勝ちでどんどん自分のカードを増やしてき、最後に一番たくさんのカードを取れた人の勝ちです。


英語でその絵を何と呼ぶのか忘れてしまうと、やっと同じ絵を見つけても取れないのでとても焦ります!教室では、ゲームをする前に必ず、それぞれの絵を何というのか何度も繰り返しながら英語の予習をします。


そして、もし忘れてしまった時は、私や仲間に'What's this?'と聞いても良いことにしています。


しかし、何回かゲームをしているのに毎回同じ絵の名前を聞いてくるときは、「同じ絵の名前を聞いていいのは1度だけ」というルールを足すと、より頑張って思い出そうとしてくれます。




その他の遊び方もご紹介します。これは最初のより多く集める遊び方の逆ですね。


  1. カードを真ん中の1枚以外全てプレイヤーに配る。

  2. 自分の一番上のカードと真ん中のカードにある同じ絵が見つかったら、名前を叫んで自分のカードを真ん中に重ねる。

  3. 最初に自分の持ち札を全て真ん中に戻せた人が勝ち!


次の遊び方は子供クラスでやると白熱しすぎるのでやっていませんが、ご家族でやるのはいいかもしれません。


  1. プレイヤーそれぞれに一枚づつカードを伏せて配り、真ん中に残りのカードを重ねて上向きに置きます。

  2. 真ん中のカードを、相手のプレイヤーたちに押し付けていき、真ん中の山がなくなった時点で自分の前に置かれたカードの枚数が一番少ないプレイヤーの勝ち!


全部で5つの違うルールで楽しめますが、最初にご紹介した2通りで十分楽しめます。とても小さい子がいる場合はチーム戦にしてもいいと思います。知っている動物だけを担当してもらうようにすれば、得意になって参加してくれますよ!


このゲームをしている最中に使えるその他の英語にも、ぜひ挑戦してみてください!


教室では、多少難しくてもルールはなるべく英語で説明します。「一体何を言っているのだろう?」と、知っている言葉や状況、喋っている人の表情やジェスチャーをつなぎ合わせて想像してみるということは、どの言語でも会話する上で誰もが必要な「感」を育ててくれます。


遊ぶため、ゲームで勝つためには、頑張って英語の説明や指示を理解しなくてはいけない、というサバイバルな状況では、学ぼうとする意欲が全然違います。試しに親御さんもお子さんに英語で指示してみてくださいね!

  • Ready, set, go!(よーい、スタート!)

  • That's not the same. (それ同じじゃないよ)Opps. Sorry!(あらら、ごめん!)

  • I'm done! I win!(終わった!勝った〜!)

  • Can you shuffle the cards? (カードを切ってくれる?)

  • Can you hand out the cards?(カードを配ってくれる?)

  • How many cards do you have? Let's count.(カード何枚ある?数えよう。)

  • You can open your card.(自分のカードをめくっていいよ)

  • First person to run out of the cards wins.(一番最初にカードが終わった人が勝ち)

  • Person with the most cards wins.(一番カードが多かった人が勝ち)

  • Rock, paper, scissors! (ジャンケンポン!)*同時に絵の名前を叫んだ時はジャンケン!ちなみに英語のジャンケンは日本のグーチョキパーと順番が違います。


さて、たくさんのバージョンがあると紹介しましたが、初めての方へのお勧めは、私が教室でも使っている子供用(ドブル・キッズ)のものです。1枚のカードに絵が6個だけ(オリジナルバージョンは8個)なのでそれぞれの絵が大きいのと、子供に馴染みがある動物ばかりが出てくるので、覚えやすいです。


逆にオリジナルバージョンは「錨」や「陰陽」「イグルー」など、子供はよく知らないものが出てくるので、英語で遊ぶのには一層ハードルが上がります!


キャラクターバージョンは、英語でも日本語でも呼び方は変わらないことが多いのであまり英語の練習にはなりませんが、形や数字のバージョンは英語でも出来ますね。


このゲームは日本語でも英語でも、言ってしまえばどの言語の練習としても遊べるのが良いところ。英語版と日本語版は絵も同じで違いはルールブックの言語ぐらいなので、どちらを買っても大丈夫です。(ルールはネットで検索したら出てきます)まず日本語で何回か遊んでルールに慣れてから英語で挑戦してみるといいかもしれませんね。


そして大事なポイントですが、ドブルはお出かけに持っていくのに丁度いいゲームです。我が家もこのゲームと色んな所へ旅しました。小さくて丈夫な缶に入っているのでキャンプにもいいし、シンプルなのでお出かけ先で初めてプレイする人にルールを教えるのも簡単です。


是非おうちでもやってみてくださいね!


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